今回は「ちょっと硬派な曲をやろう」ということになって、ナオヒロ君も作詞に関してはそれなりに悩んだと思う。
こういう曲はキレイごとや嘘っぽい歌詞だと絶対に失敗するので、等身大の自分自身をさらけ出さなければならないからだ。だからこの歌詞についてはリアルに彼自身が感じたり悩んだりしたことをホンネで書いてもらった。
彼は作詞のキャリア自体はそう長くはない。ハッキリ言って素人に近いけど、一年前に「グランドスラム」で初めて歌詞というものを書いてから確実に作詞スキルは上達したと思う。もしかしたら才能あるのかも?と実は本気で思い始めている(笑)。
曲に関しては、ロックっぽいテイストにしたかったので、なるべくコード進行をシンプルに、彼自身がライブでギターを搔き鳴らしながら唄うことを想定して作ってみた。そんなわけで、ギター初心者の藤原ナオヒロは現在ギターを特訓中なのでアル。あ、これ内緒だった(汗)。
とりあえず藤原ナオヒロの世界に、引き出しがひとつ増えたかな?と思える会心作…。
最近、彼の言うことなすこと、少しアーティストっぽくなってきたけど、これからが大変だということを、彼はまだ知らない(笑)。
さて、アルバム作りを急ぐこととしようか…。
(プロデューサー/久保田条実)

2015.11.25