この曲をリリースしたのは2017年の4月ではあるが、レコーディングもジャケット写真の撮影も2016年の8月には終わっていた。
秋にリリースしようと思えば出来たのだが、ギタリストの今井氏とのコラボで制作した『Not A Chance!』を先にリリースすることになったうえに、さらに11月に急きょ『BEGINNING』を出すことになったため、タイミングを逃した次第…。路線的にも『Not A Chance!』『BEGINNING』の直後には出しにくいカンジだったので、単独で出すのではなくてアルバムに入れることにしたのだが、フルアルバムの制作が予想以上に長くかかってしまいそうなので、ワンクッションを置くという意味を込めて、ミニアルバムのタイトル曲としてやっとリリースする運びとなった。
配信が終了している初期の三部作と絡めたのは、歌詞のストーリー的に同じ世界感を感じられること。そして、制作中のフルアルバムにはこの三部作は収録しない予定なので(少なくともこのアレンジでは)、ここで何らかの形で音源を残しておきたい、という思いもあった。特にデビュー曲『グランドスラム』は原点としていつでも聴ける状況にしておきたいし…。
『Colors of a dream』の登場人物である「キミ」は、実は実在のモデルがいるらしい。元ミュージカル俳優で、現在は高校の教師をしているという友人を想定しているということだが、それについては、いずれネットラジオか何かで本人の口から語られる日が来ることを待つことにしよう。
個人的には藤原くんの作詞のスキル、ずいぶん上達したなぁ…とこの曲については思います。
(プロデューサー:久保田条実)